緑先生の8月の占い

[五行説] 「木の手型」

毎月手相についてお届けしている「今月の占い」です。

手相というのは単に手の平の線を読むのではなく、手の形、指、爪、指の付け根のふくらみなども合わせて総合的に読むものです。

手の平の線の研究を「掌線学」手の形、指、爪、指の付け根のふくらみの研究を「手型学」といい、それぞれ独立した分野として発達しました。

近代手相学ではこれらを統合してより質の高い鑑定ができるようになりました。

先月先々月と手の形を7つの型に分類するポピュラーな手型学をご紹介しました。

今月はちょっとめずらしい「五行説」を基にした手の形を5つに分類する手型学をご紹介します。

その前に、「五行説」とはなにか、説明いたします。

「五行説」

五行説とは、木火土金水の5つの元素によって自然界から人間界に起こるすべての現象を説明することができるという論理哲学のことです。

四季の変化植物の変化などの観察から象徴化されました。

春は木が繁茂し、夏は火が炎熱の勢い、秋は暑熱が衰えて金が凝縮し、冬は凝縮した水が静止するという循環を繰り返します。

土壌中の種子が発芽することから、土は大きな変化を促すとして、木(春)火(夏)金(秋)水(冬)の間に置かれました。それが土用です。鰻を食べるのは土用の丑の日という言葉を聞いたことがあると思います。

5つの要素が絶えず動いていることから、5つの要素の行動、五行と謂われたのです。

この五行説は後に中国の思想家によって陰陽論と結びつけられました。「陰陽論」とは自然界には陰と陽の気があり、この相反する気が調和することで自然界は一定の秩序を保っているという論理哲学のことです。

「陰陽五行説」は東洋医薬学、四柱推命の基礎となりました。

前置きが長くなってしまいました。

「木の手型」

5つの手型の一つ「木の手型」について述べていきます。

木の手型の特徴は、手指がやせていて節、骨、血管が浮き出ています。樹木の枝を連相させます。

細くて長い印象があり、手の甲、手の平、指のどの部分にも肉付きにとぼしく、どこか水気のない乾いた印象があります。

関節が目立つ細長い指で、非常に長い指の場合もあります。

以前にご紹介した手型の分類では「思索型の手」に「尖頭型の手」が混じっている型といえるかもしれません。

この木の手型を持つ人は、考え深く、潔癖で、正義感です。自分が興味を持ったことは徹底的に追求していきます。俗っぽいことにはうとい傾向があり、また興味も持ちにくいといえます。世間一般の多数派とは少しちがっている人という印象を持たれやすいでしょう。また実社会での競争に打ち勝とういう気力にも欠けるのです。

研究者、技術、調査、教育、医学の分野、人間心理、哲学言語学などに向いています。

木の特性として、成長、発展、拡散、変動というキーワードがあります。

木の手型の人はまさに木のように自分の立てた目標を達成するため、ひたすら努力し発展していくのがベストな生き方なのです。

木の手型の人の場合は特に「頭脳線」が優れていることが必須になります。

「頭脳線」とは、人差し指と親指の間から始まり、手の平を横切って伸びる線のことをいいます。

この線が弱々しくなく、また乱れもなく、途中で切れてもいず、力強く一線刻まれているのが優れた頭脳線です。

頭脳線は知能、精神力、意志力を表します。この線が弱々しいと無気力、優柔不断、注意力散漫、自堕落、非現実的な夢を見ることになります。どの手型の人にもいえることですが、頭脳線が弱々しくて、社会的な成功を得る、安定して充実した人間関係を築くことは困難です。

木の手の型の人で、手の平を横切って直線に伸びる頭脳線を持っていると、木の手の型の人に欠ける現実的、実利的、実際的な要素を持つことになりますので、社会的に成功しやすくなるでしょう。

また「向上線」があるとより良いでしょう。

「向上線」とは人差し指の付け根にある直線で濃い線のことです。これは一本だけあるのがより良いのです。何本もあると気移りしやすく、ありとあらゆる分野に自分の力を分散してしまうことになり、中途半端に終わってしまうことになりがちです。

もともと木の手の型の人は、人並み以上の向上心はありますが、この線があるとより強化されるのです。試験運も上がりますし、リーダーシップも発揮できるでしょう。

ただ名誉欲や権力欲が強まりすぎると、本来持っている強い力が悪い働きをすることになります。人を見下す、プライドが高くて横柄な態度を取る、常に怒りの感情を持つ、など、周囲に迷惑をかける人になるのです。

知識や技術において優れた成果を上げることに専念し、社会に貢献していくといった姿勢が大切です。

人間関係は共通の目標や思想信仰理念などが一致した仲間との関係を良好に保つことが幸せにつながります。


最後まで「今月の占い」をお読みくださってありがとうございます。

来月はこの続き「火の手型」をお届けする予定です。

この占いを担当されている先生

緑先生